この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第67章 彼だけ
「櫻葉陸が北海道出身だとは知らなかったけど…でも、白い恋人美味しいよね。大好き」
乃愛は催促するように、身を乗り出す。
陸は状況がすぐには呑み込めず、隣りに座る華夜子を見た。
視線が合えば、申し訳なさそうな表情をされる。
どうやら、何気ない会話の中で華夜子が漏らしたひとことに、乃愛が飛び付いてきたらしかった。
「勿論、私達の分も買って来てくれたんだよね」
留以と顔を見合わせた後(のち)乃愛に破顔され、陸はもう一度隣りを見る。
華夜子は苦笑いし、首を小さく縦に振る。
彼女の為に買ってきたものだ。
彼女がいいと言うのなら-自分は従うまで。
鞄からお菓子の箱を取り出し、包装を剥し、蓋を開ければ、乃愛の瞳が輝く。
あんまり食い入るように見詰めてくるから、陸も笑うしかない。
「何?そんな好物?」
「え、美味しいじゃん?…ねえ?」
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ