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蕩けるようなキスをして
第12章 乃愛
恐る恐る尋ねれば、乃愛はさっきの比じゃないくらい身体を捩って笑った。
「あ~、こないだは教室で変なとこ見せちゃったもんね。ごめんごめん。でもそれこそ、私と櫻葉陸も別になんでもないよ。恋人じゃないし、友達?でもないような…じゃあ、なんだと言われれば、返答に困るけど」
「…キス、してたよね、でも」
「ただの挨拶みたいなもんよ」
乃愛は屈託ない笑顔をみせ、その長い前髪を掻き上げて見せた。
キス-ただの挨拶。
そういえば、彼もそう、言っていた…。
グロスを塗って艶やかに光る唇が、この上なく色っぽい。
こんな女っぽい唇に迫られれば、堕ちない男なんて、きっといない。
彼も。
彼も、この唇に誘われ、グロスも口紅も全て剥げてしまうまで、彼女と抱き合って-…。
そこまで考え、瞬時に身体が熱くなる。
私、何を。
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