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蕩けるようなキスをして
第62章 理由
心地良い空気の中。
ようやく長い髪の毛も乾かし終わり、出掛ける身支度を整える。
玄関に出ようとした直後。
陸は思い出し、部屋に踵を返した。
戻って来た彼の手には、黒い手袋。
「俺のだけどさ。華夜、手袋なくしたって言ってたから」
「いや。でも、そしたら陸が寒いよ」
華夜子は流石に悪く思うが、陸に笑い返される。
「北国育ちに、これくらいの雪なんともないし」
「でも…」
華夜子は逡巡し-片方だけを借りる事にする。
「なんで片手だけ?」
-遠慮すんなよ。
陸は告げたが、華夜子は消え入りそうな声で、呟いた。
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