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蕩けるようなキスをして
第60章 T
男の自分はその痛みがどれ程か、想像の域を超えないけれど。
耐えられないくらいの痛みが暫く続くのでないなら-少しはだけど、安心出来た。
改めて、最後まで頑張ってくれた彼女を愛しく思った。
腕の中の華夜子に、陸は口付けた。
その甘いキスに華夜子は癒され、瞳を閉じた。
接吻を繰り返し、その両眼を開ければ、カーテンはまだ閉まっているものの、部屋は結構明るくなってる事に気付く。
「今、何時?」
「六時半頃…かな?」
「良かった。もっと遅い時間かと思っちゃった。…バイト、十時からだっけ?」
「うん。まだ時間あるから、眠ければもうちょっと寝ててもいいよ?」
陸が気遣ってくれたが、華夜子は左右に首を振った。
なんだかんだでふたりして眠りに落ちたのは、三時近かった。
いつもの睡眠時間には全く足りなかったが-それでも、随分深く眠っていた感じがする。
「あんまり寝てないけど、目覚めは悪くないよ。すっきりしてる」
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