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蕩けるようなキスをして
第2章 櫻葉陸
あっさりかわされる。
絶対、嘘-思うけど、もう遅い。
華夜子は溜め息を吐(つ)く。
並んで歩くなんて冗談じゃないので、せめて彼の先を行くよう、素早く歩を進める。
そんな華夜子の姿を、陸は口角を上げつつ、追う。
「おねーさん、もしかして俺の事、嫌ってる?」
陸の問い掛けに、華夜子は重い口を開く。
「…教室であんな場面見せられれば、そりゃあね」
「だから謝ったじゃん」
「やりたきゃ、ラブホでもなんでも行けば。超迷惑。もてる男は、女を取っ替え引っ替え大変ね」
思いっきり厭味のつもりで言ってやったのに、しかし陸には全く効いてない。
それどころか、逆に何故か驚かれる。
「取っ替え引っ替えって…おねーさん、俺の事知ってるの?昨日が初めてじゃなく?大学で話したりした事あったっけ?」
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