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蕩けるようなキスをして
第58章 真相
上半身隈なく陸によって口付けられ、その素肌は薄っすら桃色に染まっていった。
接吻の跡が無数に咲き、そこが熱を帯び始める。
快感を連続で与えられる毎、悩ましい声を紡ぐ唇は半開きのまま。
快楽に耐えるその瞳は、微熱に侵されたかのように潤んでいた。
教室で初めて出逢った時から思っていた。
手を繋ぎ、肩を並べて歩くようになってからも、ずっと思っていた。
けれど。
そのどの時よりも。
自らに組み敷かれ。
自らの身体の下で。
自らの愛撫に為すがまま。
身を焦がし、喘ぐその姿は-綺麗だった。
今まで自分が見てきたどの瞬間の彼女よりも-美しかった。
眉を寄せ、苦痛にも似たその表情で啼く姿は、この上なく妖艶だった。
未だかつて、こんなにも彼女に魅せられた事はなかった。
接吻の跡が無数に咲き、そこが熱を帯び始める。
快感を連続で与えられる毎、悩ましい声を紡ぐ唇は半開きのまま。
快楽に耐えるその瞳は、微熱に侵されたかのように潤んでいた。
教室で初めて出逢った時から思っていた。
手を繋ぎ、肩を並べて歩くようになってからも、ずっと思っていた。
けれど。
そのどの時よりも。
自らに組み敷かれ。
自らの身体の下で。
自らの愛撫に為すがまま。
身を焦がし、喘ぐその姿は-綺麗だった。
今まで自分が見てきたどの瞬間の彼女よりも-美しかった。
眉を寄せ、苦痛にも似たその表情で啼く姿は、この上なく妖艶だった。
未だかつて、こんなにも彼女に魅せられた事はなかった。

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