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蕩けるようなキスをして
第58章 真相
自分ではない彼を想いながら。
自分は知りようのない彼との思い出を辿っていた。
ふたりだけの、自分は決して入り込めない領域。
だから、いつもの彼女とは違って見えた。
だから、苛々した。
だから、妬いた。
今から思えば、本能で感じ取っていたのだろう。
-そして、早朝のカフェテリア。
「朝早いからきっと大丈夫って、嵌めてた私が悪かったの。…陸にまさか会うなんて、思ってもみなかったから。あの日は陸を、もの凄く傷付けた。ほんとにごめんなさい」
ちょっと、驚いただけだ-安心させるように、華夜子の髪を優しく梳きながら、陸は囁く。
あの時の自分は-最低だった。
知ってて、彼女を追い込んだ。
嫉妬に狂って、最悪な事をした。
自分に非があった。
謝るのは-自分の方こそだ。
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