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蕩けるようなキスをして
第57章 クリスマス・イヴ
「大丈夫?」
それには少しのからかいが含まれ、華夜子は気恥ずかしさに思わず、陸の胸に顔を埋める。
その行為は正直予想外で、受け止める側の陸も瞬間、戸惑ってしまう。
「…なあ」
「…なに」
「多分さっきからずっとだったと思うんけど。今も俺ら、結構注目の的みたいだけど?」
陸の何気ない呟きに、華夜子は慌てて彼の腕から離れる。
羞恥に染まった顔で-それでも勇気を出して、そおっと辺りを窺う。
急いで視線を反らし、足早に去ってゆく何組ものカップルが確認出来た。
華夜子の頬は、激しく燃える。
自分が。
自分達が。
今の今までこの公衆の面前で何をしてたのか-ようやく思考が真面に働き始める。
なんて事を、自分はしてたのだろう。
こんな沢山の人達の中で。
それには少しのからかいが含まれ、華夜子は気恥ずかしさに思わず、陸の胸に顔を埋める。
その行為は正直予想外で、受け止める側の陸も瞬間、戸惑ってしまう。
「…なあ」
「…なに」
「多分さっきからずっとだったと思うんけど。今も俺ら、結構注目の的みたいだけど?」
陸の何気ない呟きに、華夜子は慌てて彼の腕から離れる。
羞恥に染まった顔で-それでも勇気を出して、そおっと辺りを窺う。
急いで視線を反らし、足早に去ってゆく何組ものカップルが確認出来た。
華夜子の頬は、激しく燃える。
自分が。
自分達が。
今の今までこの公衆の面前で何をしてたのか-ようやく思考が真面に働き始める。
なんて事を、自分はしてたのだろう。
こんな沢山の人達の中で。

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