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蕩けるようなキスをして
第57章 クリスマス・イヴ
こっちは真剣に話しているのに悔しくて。
もっともっと沢山怒ってやろうとしたのに。
最後の美味しいところは全部、彼が攫ってゆく。
文句を言うより早く陸に唇を奪われ、華夜子はもう何も言えない。
クリスマス・イヴ。
イルミネーション輝く歩道の途中で。
見物に行き交う多くの人達がいる中で。
普段なら恥ずかしくて堪らない。
彼を詰ってる。
でも。
今夜は違った。
恥ずかしいどころか。
詰るどころか。
ずっと待っていた甘い抱擁に。
ずっと待ち焦がれていた甘い口付けに。
もっともっと沢山怒ってやろうとしたのに。
最後の美味しいところは全部、彼が攫ってゆく。
文句を言うより早く陸に唇を奪われ、華夜子はもう何も言えない。
クリスマス・イヴ。
イルミネーション輝く歩道の途中で。
見物に行き交う多くの人達がいる中で。
普段なら恥ずかしくて堪らない。
彼を詰ってる。
でも。
今夜は違った。
恥ずかしいどころか。
詰るどころか。
ずっと待っていた甘い抱擁に。
ずっと待ち焦がれていた甘い口付けに。

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