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蕩けるようなキスをして
第57章 クリスマス・イヴ
-思っていたのに。
陸を見詰める華夜子の右目から、大きな涙がひと粒、零れ落ちた。
今度は、左目。
そして、両方の瞳から、次々と溢れ出す、雫-。
ぽたぽた。
ぽたぽた。
頬を伝い。
頬を伝わず。
降り積もった一面の雪と同じ、真っ白なコートに。
降り積もった一面の雪の上へ。
止めどなく、落ちてゆく、涙。
彼女が誰に逢いに来たのか。
彼女が誰に逢いたくてここへ来たのか。
約束もないのに。
もうこんなにも時間は過ぎてしまっているのに。
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