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蕩けるようなキスをして
第57章 クリスマス・イヴ
それでも。
どうしても。
逢いたかったのは、誰?
「華夜は、誰に逢いに来たの?」
-教えて。
期待に胸を高鳴らせながら、陸は華夜子の頬へ手を伸ばした。
嫌がらないで-涙を拭ってあげたいだけだから。
拒絶されず、触れる事が出来た頬は-冷たかった。
冬の夜の冷気に晒された涙は、あっと言う間に熱を奪われ、彼女の両頬も冷やしていた。
もう、泣かないで欲しい。
もう、泣いてる顔なんか。
もしも。
もしも、言ってくれるのなら。
言ってくれたのなら。
言い終わりを待たずに、今すぐ抱き締めるのに。
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