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蕩けるようなキスをして
第51章 TtoK
彼女の嘘を全て、暴いてやりたかった。
嫉妬するこの心が、そのままなんて許さなかった。
自分じゃない誰かを想い。
自分じゃない誰かから貰ったものを、平然と身に付けている彼女を。
この自分にはばれていないと、安心しきっている彼女に、最高に意地悪をしたくなってしまった。
晒してみろと。
この自分の目の前で、それを晒して見せろと。
瞬きもせず、見届けてやると-最低だ。
彼女の胸はどんなに激しく波打っていた事だろう-。
すんなり外せた右手とは違い、左手はそうはいかない。
どんな風にするのだろう-目を離さずにいると、テーブルの下に両手を隠された。
『なんでそんな隠すように、わざわざ脱ごうとするの?』-そこまで彼女を追い詰める事は、出来なかった。
なんて非情な事を自分はしているのだろう-ようやく、我に返った。
嫉妬するこの心が、そのままなんて許さなかった。
自分じゃない誰かを想い。
自分じゃない誰かから貰ったものを、平然と身に付けている彼女を。
この自分にはばれていないと、安心しきっている彼女に、最高に意地悪をしたくなってしまった。
晒してみろと。
この自分の目の前で、それを晒して見せろと。
瞬きもせず、見届けてやると-最低だ。
彼女の胸はどんなに激しく波打っていた事だろう-。
すんなり外せた右手とは違い、左手はそうはいかない。
どんな風にするのだろう-目を離さずにいると、テーブルの下に両手を隠された。
『なんでそんな隠すように、わざわざ脱ごうとするの?』-そこまで彼女を追い詰める事は、出来なかった。
なんて非情な事を自分はしているのだろう-ようやく、我に返った。

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