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蕩けるようなキスをして
第50章 吹雪
そう考えると、とてつもなく怖かったけれど。
陸は、華夜子から決して瞳を離さずに、彼女の頬にそっと、触れる。
今度は。
驚かれも。
頬は痙攣も、しなかった。
雪降る中を来た彼女の頬は、ひんやりと冷たかった。
思わず、呟いてしまう。
「華夜、ほっぺ冷たい」
「陸の手も冷たいよ?」
言われてみればそうだった。
確かに自分も手袋もせずに、アパートから大学まで歩いて来た。
この雪の中で、冷えてしまっていてもなんら不思議はなかった。
自分の手が温かいか、それとも冷たいかなんて。
彼女にいっぱいいっぱいで、それどころじゃなかった。
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