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蕩けるようなキスをして
第48章 束の間の
低く柔らかな声音で、誘惑される。
「…だから、行かないって。今日はもう終わりだって」
-そう、言った。
なんとか彼を宥めようとするのに。
「終わりに出来ない。我慢なんか出来ない-」
甘い囁きを受けながら、胸の膨らみをゆっくりと揉まれれば、それに応えるように、切なげな声が出てしまう。
こんな事までされれば、歩く事も儘ならなくなってくる。
辺りに目を泳がせれば、光の波がこちらに押し寄せて来るかのような錯覚を覚える。
この幻想的な世界の中。
思考も次第に麻痺してくる。
段々と、全てがどうでもいい事のようにすら思えてくる。
「我慢ってさ。俺はもうずっと、我慢してきたよ。分かるだろ?」
幼子に言い聞かせるかのような優しい物言いで、陸は華夜子を諭す。
「やっと華夜が俺にものになったのに。それなのにまだ俺に我慢しろって、華夜は言うの?」
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