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蕩けるようなキスをして
第47章 彼氏彼女
「ん…あっ」
小さな声と共に、易々と彼を受け入れてしまう。
その快感に悶えそうになったくせに、残った理性でどうにか彼を非難する。
「…こんなところで止めて。ひとが見てる」
華夜子の呟きに、陸は左側を一瞥し、再び彼女に勝ち誇った顔を近付けた。
「誰ひとりとしていないけど?」
なんでこんな時に限って誰も来ないのか-タイミングがいいのか悪いのか、華夜子は腹が立ってしまう。
調子に乗り、彼がまたしても自分を狂わそうとしてるのが分かるのに、華夜子には逃げ場がない。
一度始まってしまえば、そう簡単には終われなかった。
無駄な抵抗と分かっていながら顔を逸らしてみたが、すぐに重ねられる、唇。
「りく…や、だめ…や…んっ」
何度か説得を試みようとするのだが、その度に彼が侵入し、華夜子を蕩かす。
こんな場所で、しかもこんな深いキス。
だめ-頭では、思うのに。
小さな声と共に、易々と彼を受け入れてしまう。
その快感に悶えそうになったくせに、残った理性でどうにか彼を非難する。
「…こんなところで止めて。ひとが見てる」
華夜子の呟きに、陸は左側を一瞥し、再び彼女に勝ち誇った顔を近付けた。
「誰ひとりとしていないけど?」
なんでこんな時に限って誰も来ないのか-タイミングがいいのか悪いのか、華夜子は腹が立ってしまう。
調子に乗り、彼がまたしても自分を狂わそうとしてるのが分かるのに、華夜子には逃げ場がない。
一度始まってしまえば、そう簡単には終われなかった。
無駄な抵抗と分かっていながら顔を逸らしてみたが、すぐに重ねられる、唇。
「りく…や、だめ…や…んっ」
何度か説得を試みようとするのだが、その度に彼が侵入し、華夜子を蕩かす。
こんな場所で、しかもこんな深いキス。
だめ-頭では、思うのに。

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