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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第7章 揺れる夜
恋愛に於いて一番最初に感じる大きな喜びは、お互いの思いが通じあった瞬間なのだろう。例え片想いであっても恋愛であることに間違いはないが、一方的に相手に焦がれるだけの恋は切なくて出口が見えない。そう、正に今の自分がそうだ――と由清は思う。
桃子の幸せを心から願っている故身を引いたが、桃子が今の恋に疲れてしまっているとしたら――
「アンソニー……は……なして」
「って、桃子だって俺の手をずっとつねってるじゃないか」
「そ……それは……だって」
「いいよ、つねっても叩いても。俺はキスをさせて貰えれば大概の事は平気だし」
「――!」
桃子は絶句してますます鮮やかな色に頬を染めた。
由清の目には、その反応が堪らなく可愛く映り、また素直過ぎる彼女に感動さえおぼえる。

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