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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第7章 揺れる夜
由清は小さく笑うと、グラスに残るビールを一気に煽り、息を吐き出しながら言った。
「三広君も桃子って呼ばないのにって?」
「……!」
桃子は溢れる涙を指で拭いながら、涼しい表情で自分の思いを言い当てる彼を呆然と見た。
「だから、全部顔に出てるんだよ……そういうところが隙だらけなんだよ……桃子は」
「……っ!ま……また桃子って呼んだ――!」
「うん、呼んだけど」
「それはダメっ」
「なんで?」
「な、なんでってだから三広君が」
「彼氏でもない他の奴に名前を呼ばせてるなんて事が『三広君』に知れたら不味いって?」
由清の『三広君』に込められた僅かな皮肉な響きに、桃子はムッとして口を開くが、言い返す言葉が出てこない。
口を開いた隙を狙ったように、由清が素早く桃子の唇を再び奪った。

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