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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第17章 幸せの向こう側

「俺で…良いんでしょうか…」
「今のあの子には君が必要なんだ。うちの奴も言っていた。何より愛良がその事を教えてくれた。それなのに私が君を否定する必要があるか?」
顔を上げる黒野。そんな黒野を優しい目で見下ろしたまま当主は続けた。
「私は君を愛良の執事に迎えたことは後悔していないし間違った選択だとは思わない。きっとこれから先もそんな事は思わない。今この時に変わらず君を信じていこうと決めたことすら後悔はしないだろうが。それでも君は何か迷うか?」
「……いえ…」
「ならばこれからも愛良の事を宜しく頼む」
そういい背中を向けたまま言い忘れたと続けた。
「今のあの子には君が必要なんだ。うちの奴も言っていた。何より愛良がその事を教えてくれた。それなのに私が君を否定する必要があるか?」
顔を上げる黒野。そんな黒野を優しい目で見下ろしたまま当主は続けた。
「私は君を愛良の執事に迎えたことは後悔していないし間違った選択だとは思わない。きっとこれから先もそんな事は思わない。今この時に変わらず君を信じていこうと決めたことすら後悔はしないだろうが。それでも君は何か迷うか?」
「……いえ…」
「ならばこれからも愛良の事を宜しく頼む」
そういい背中を向けたまま言い忘れたと続けた。

