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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第17章 幸せの向こう側

「はい。どうされましたか?」
「警察に任せて破棄してもらった。」
「そうですか。それと…!」
「なんだ?」
「お嬢様…お体大丈夫でしたか?見つけた時の格好が…」
「検査はしてはないが…写真を撮って触れたと。それは聞いている。ただ性行為までは及んでいない事が救いだ。」
「…ッ…そうで…すか」
そうして俯いてしまう黒野。しかしポンッと肩を叩いて当主は頭上から声を落とした。
「だからこそ愛良の…あの子の事を君に託したいんだ。」
「でも私は…結果守れなかった。」
「それでも誰よりも先にあの子の所に向かってくれたじゃないか。」
「恐怖を与え…」
「違う。」
「警察に任せて破棄してもらった。」
「そうですか。それと…!」
「なんだ?」
「お嬢様…お体大丈夫でしたか?見つけた時の格好が…」
「検査はしてはないが…写真を撮って触れたと。それは聞いている。ただ性行為までは及んでいない事が救いだ。」
「…ッ…そうで…すか」
そうして俯いてしまう黒野。しかしポンッと肩を叩いて当主は頭上から声を落とした。
「だからこそ愛良の…あの子の事を君に託したいんだ。」
「でも私は…結果守れなかった。」
「それでも誰よりも先にあの子の所に向かってくれたじゃないか。」
「恐怖を与え…」
「違う。」

