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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第14章 父の帰国~ベクトルが向かう先~

「まだその時期では無いのですよ。」
そう呟いてリビングに入っていった黒野の腰にぴたっとくっついて来た愛良。
「もぉ!クロ!早く!クッキー作ろうよ!」
「あぁ、そうでしたね。すみません。」
そうしてキッチンでクッキーを作り出した2人。そんな2人を見ていた片桐は後ろから声をかけた。
「私も一緒に焼いて良い?」
「……ッ…いいよ?」
「お嬢様?」
「一緒に作ればいいんじゃん!いいよね?」
「お嬢様さえ宜しければ私は構いませんが」
まさかの答えだった。2人で作ろうと言っていたのを一も二もなく良しとしている愛良に、誰よりも黒野が驚いていたのだった。
そう呟いてリビングに入っていった黒野の腰にぴたっとくっついて来た愛良。
「もぉ!クロ!早く!クッキー作ろうよ!」
「あぁ、そうでしたね。すみません。」
そうしてキッチンでクッキーを作り出した2人。そんな2人を見ていた片桐は後ろから声をかけた。
「私も一緒に焼いて良い?」
「……ッ…いいよ?」
「お嬢様?」
「一緒に作ればいいんじゃん!いいよね?」
「お嬢様さえ宜しければ私は構いませんが」
まさかの答えだった。2人で作ろうと言っていたのを一も二もなく良しとしている愛良に、誰よりも黒野が驚いていたのだった。

