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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第14章 父の帰国~ベクトルが向かう先~

片桐も交えて皆でクッキーを作り焼いている時、愛良に片桐は聞いていた。
「愛良ちゃん、…って呼んで良いかしら?」
「うん!何ですか?」
「愛良ちゃんは好きな子居るの?」
「居るよ?」
「同じ幼稚園の子?」
「秘密です!」
フフッと笑っている愛良。そんな愛良を見て目を伏せながら黒野は聞いていた。
「片桐さんは?好きな人居るの?」
「うん、居るわよ?」
「アメリカにいるの?外国の人?」
「ううん?悠翔くんよ。私が好きなのは。」
「そっか、私も好きだよ?クロのこと。」
「きっと違う好きですけど。」
そう言い黒野を見つめる片桐が見たのは愛良を優しく見つめる目だった。
「愛良ちゃん、…って呼んで良いかしら?」
「うん!何ですか?」
「愛良ちゃんは好きな子居るの?」
「居るよ?」
「同じ幼稚園の子?」
「秘密です!」
フフッと笑っている愛良。そんな愛良を見て目を伏せながら黒野は聞いていた。
「片桐さんは?好きな人居るの?」
「うん、居るわよ?」
「アメリカにいるの?外国の人?」
「ううん?悠翔くんよ。私が好きなのは。」
「そっか、私も好きだよ?クロのこと。」
「きっと違う好きですけど。」
そう言い黒野を見つめる片桐が見たのは愛良を優しく見つめる目だった。

