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人妻淫ら調教
第33章 淫辱の野外調教
 恐縮をしながら、若い男はジャケットのジッパーの下げられた部分から手を突っ込み無造作に人妻の熟れた乳房を掴み、揉みしだいた。


「んっ、やっ、やめ、て、、、ん、また、、ローター、、ん、ん、ゆ、許、して、、、」


 哀願するように謂いながら、人妻は若い男の胸に身体を預けた。


「うわっ、あいつ、エエなあ。代わってほしいわ。あの女やったら何発でもやりたいなぁ!」


 野卑な声が回りから聞こえ、玲奈の肢体を上から下までジックリと舐め回すような男達の視線がまとわりついていた。
 同時にジリジリと男達が、五郎達三人に近付いてきていた。


「早めに行くで、君、名前は、なんや?」


 五郎が玲奈を抱いている男に名前を聞くと、驚いたように、


「えっ、はい、山上っていいます。」


 人妻の女体をまさぐりながら、山上と名乗った男は周りを警戒しながら、五郎の後をついていった。


「山上君か、ホンならチョイ急ぐで、周りに関係ないやつまで連れてきとるアホがおるけんな。大丈夫か?」


 言うと五郎は足早に駆け出し、車を止めた場所の反対側の店の角を曲がり、木陰に身を伏せた。
 山上と名乗った男も、玲奈を引きずるようにしながら、駆け足で五郎の後を追い、五郎の横に身を伏せた。


「来たか、ようわかったな。あいつらの中に当選したやつもおるやろにな。これでパアやな。」


「あの、何の証明もないのに、どうして当選してるって?」


「うん、あぁ、名前を聞いたろ。だからさ。」


 軽く答える五郎に、山上は感心していた。
 淫具の呪縛から解放された玲奈が声を出そうとしたが、五郎の手に唇を塞がれ、何が起こったのが分からず、ただ、目を白黒していた。
 五郎達を追っていた男達の足音が消えると、五郎がゆっくりと立ち上がり、少し小高くなった丘の植え込みの中に歩き始めた。


「あっ、あの、どこへ?」


「あっ、あの奥へな。あそこなら、落ち着いてエエ事ができるで。ほれに、他の当選したやつも来るやろしな。クククッ、来るまでまってたら、君の取り分が少なくなるで。」


 五郎の顔に悪辣な笑いが浮かんだ。
 山上は取り分が無くなるという言葉に、反応したかのようににわかに急ぎ足になり、玲奈を抱えるように進んだ。
 丘の上に立つと鳴門海峡が一望できた。
 金網で囲まれた林が有り、中へは門があった。
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