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夢のその先…
第19章 躊躇

「何だか…信じられない事ばかりで…」
朝陽は…困った顔で匡哉に言った
「焦らないから…考えて」
「何を?」
「僕を愛せるか…考えて」
「愛せなかったら?」
諦めるの?
朝陽は…心配そうに問い掛けた
「愛してくれるまで…頑張る
ひなちゃんに愛してもらえる様に努力するよ」
匡哉さん…
朝陽は匡哉を見た
「君と和哉を守りたい
君と和哉と…毎日過ごしたい
朝も昼も夜も…離れる事なく
君達と一緒にいたい」
匡哉はそう告げ朝陽の手を取った
「ひなちゃん、僕と結婚して欲しい
和哉の父親に…ならせて欲しいんだ」
「……匡哉さん…」
「焦らない… だから…考えてくれないか?」
「はい。」
朝陽は…そう言い…頷いた

