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夢のその先…
第19章 躊躇


匡哉は…自制心がきかなくなる前に…

朝陽を離した

朝陽は…蒸気した瞳を…匡哉に向けた

無意識だから…タチが悪い

朝陽は自分を知らない

「ひなちゃん…男をそんな瞳で見たら…
止まれないよ?」

どんな瞳…だと言うの?

朝陽は…そっぽを向いた

「ひなちゃん…怒らないで…」

「知らない…」

「…我慢してるのに…」

匡哉は苦笑した



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