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夢のその先…
第19章 躊躇
匡哉は、朝陽を膝から下ろすと
「今日は御馳走様!」
朝陽の頬にキスした
「また明日来るね」
「…学校が始まったら…」
「僕は失うものなんてないから大丈夫
先生も春までの臨時だから…」
「匡哉さん…」
「じゃまた。
長居をしたら帰りたくなくなる…」
匡哉はそう言うと、立ち上がり玄関まで歩いて行った
朝陽に、またねと言い匡哉は帰っていった
朝陽が外に出て…匡哉を見送ろうとすると
匡哉は寒いから出なくて良いよ…と言い残し
帰っていった
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