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第19章 躊躇

「僕を愛してくれる？」

匡哉は朝陽に問い掛けた

この世で…ただ一人に愛されたい

他の誰か…じゃなく

朝陽に愛されたい

匡哉の子供を産んで…育ててくれた

朝陽に愛されたい

「匡哉さんは…私で良いの？」

「ひなちゃんしか要らない…信じない？」

「……信じられない…」

「信じて…信じてくれるまで言うよ」

匡哉は朝陽にキスの雨を降らす