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秘密のキスは蜜の味【完結】
第22章 第2部…抱きしめたい

向こうから鏡也君が走ってくる!
「葉瑠…ごめん待ったか?はぁはぁ」
「ううん大丈夫…そんなに慌てなくても」
出ようとしたら洋子さんから電話があったんだって……
「葉瑠が一人だと心配だから走ってきた!はぁはぁ…誰にも声掛けられてないか?」
鏡也君は荒く息を吐きながら私の手を握ってきた
「コホン、葉瑠ちゃん?」あっそうだった!
「………//??」
なっちゃんは私達を見てニヤニヤしてるし…
部長は反対側を見て私達を見ないフリ。
鏡也君は急に声を掛けられてちょっと驚いてる!
「部長となっちゃんが私を心配して一緒に待っててくれたの」
「あっこんばんは。すいません遅くなって!ありがとうございます」
「じゃ俺達は……行こうか早川」
「あっあの?」
歩き出した部長を呼び止め鏡也君が何か話してる…
「ちょっと葉瑠ちゃんの彼氏めちゃくちゃカッコいいね」……そう言われるとちょっと困っちゃう!
だって…そうでしょ?って言ったら嫌みだし
そんな事ないよって言うのも……違うよね?
実際カッコいいもん鏡也君は…
「あっ葉瑠ちゃん来たよ」あっうん。
葉瑠がお世話になったから御礼言ってきたって…
うんありがとう!
「なっちゃん、だっけ?」あっはい。
「葉瑠と仲良くしてやってね」はい。もちろん。
「早川~行くぞ~!」
部長がなっちゃんを呼んでる。
「は~い」
じゃね葉瑠ちゃんバイバイ♪♪
バイバイ♪
部長となっちゃんを見送って…「俺らも帰ろ?」
うん帰ろ!

