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秘密のキスは蜜の味【完結】
第22章 第2部…抱きしめたい

お店の入り口で皆をお見送り。
部長やラブリエのみんなも外に出てきた!
「なんだ宮下行かないのか?冷たい奴だな」
「宮下さん行きましょうよ♪」
部長や皆が声を掛けてくれたけど…ごめんね。
楽しんで来てね~バイバ~イ。
さてと、後は鏡也君が来るまでここで……
外で携帯を弄りながら待ってるつもりだったのに
「宮下」へっ?部長が戻ってきた…
忘れ物ですか?
「彼氏が迎えに来るんだろ?ひとりでこんなとこに居たら危ないから……」
えっ?みんなは?
「先に行かせた。彼氏が来たら俺も二次会に行くから心配すんな」
部長は私を心配して戻って来てくれたの?
大丈夫なのに…
「なんかあったら俺の責任になるからな……それにお前が一人でいるって思うと心配なんだよ」
えっ?……えっと、なんて言ったらいいの。
部長…そんなこと簡単に言ったらダメですよ!
櫻井さんがいるのに……
もうすぐ鏡也君が来る!
部長と一緒に居るとこを見たら……またヤキモチ妬いちゃうんじゃないかな?
有り難いけど…どうしよう。
「宮下、早川も来るから」えっ?なっちゃん?
俺と宮下が二人だけで居たら、また彼氏が拗ねたら面倒だからな、早川も引き留めた!って
「今、コンビニのトイレ行ってるからすぐ来る」
部長ったら、どこまでも出来る男ですね!
「すいません気を使わせちゃって」
「葉瑠ちゃ~ん♪私にも彼氏紹介して~」
あっ来た来たなっちゃん。
向こうから走ってきた!
うん…なっちゃんに紹介するね。

