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秘密のキスは蜜の味【完結】
第22章 第2部…抱きしめたい

住居侵入で警察に捕まった犯人を取り調べたら、何人もの女性への付きまといや、イタズラ電話を繰り返していたんだって……ニュースでも連日やってたらしい。
お前んち今誰も住んでないから、警察から連絡が行かなかったんじゃね~か?って!
「宮下…危なかったな。良かったよ何もなくて」
やだ、ぶちょ~どうしよう!
「あのな~だから…もう捕まったんだよ」
あっそっか。
アハハハ、相変わらずだなお前は……なんて言われちゃって…なんですか相変わらずって!
「相変わらず抜けてて可愛い奴だって事だよ…分かったか」
グシャグシャ
「…………//ちょちょっと、あ~もぅ」
部長ったら酔ってんの~。
からかわないで下さいよ!
何となく視線を感じて眼を向けると櫻井さんと眼があった。
でもすぐに視線を逸らされた。
あれっ?……
「ちょっと葉瑠ちゃん」
なっちゃんが隣で耳打ちしてきた。
櫻井さんが凄い葉瑠ちゃんのこと睨んでたよって…
えっ?…あっそっか。いけない!
藤堂部長と櫻井さんは付き合ってんだっけ……
誤解したかな?
ここは早く部長から離れなきゃ
「なぁ宮下「あっ部長…誤解されちゃうんで……」
「何だよ誤解って…おい」
だめダメ争い事に捲き込まれたら仕事に支障が出るかも……
慌てて部長から離れてお酌の続き!
時々、話し込まれて長くなるけど櫻井さんまであと一人!
よし終わった。
しっかりフォローしとかなきゃ。
「櫻井さん、何飲んでます?」

