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第22章 第２部…抱きしめたい

やっぱり、なに…なにすんの？……

ちょっと女の子と一緒に写真撮らせてもらってパンフレットに載るだけよ。ねっ簡単でしょって……


あっそれともうひとつ……って！

それを読者が投票してランキングを付けるらしい

投票の上位を取れれば洋子さんが昇格するかもしれないんだと…

なんだよ結局洋子さんのキャリアアップのためかよ！

あ～ムリムリ。他探してくれよ……そんな晒し者みたいなことは嫌だね！

どうしても？

「洋子さんとヒロちゃんでやればいいんじゃね」
「そんなのダメって言われるに決まってるでしょ」

悪いけど、そんなことしてたら会社からなんて言われるか……


そう？じゃ仕方ないわね！

ヒロユキ頼むわね。葉瑠ちゃんはオッケーしてくれたから……

えっ？葉瑠？なんで……


「しょうがね～な…鏡也がダメなら俺と葉瑠ちゃんでやるしかね～な」

仕方ないよな。鏡也が嫌だって言うんだから！

ヒロちゃんが一人言のように呟いてる！

「ちょちょっと待った。なに？葉瑠？えっどいうこと？」

モニターよ。女の子の……

雑誌に載せるんだからそれなりの見た目は絶対なきゃダメって会社から言われてるらしい。

「葉瑠ちゃんと鏡也君なら誰も文句言わないと思ったから…この前のお詫びに私からプレゼントしようと思ってたんだけど！」

それは有り難い話だけど…

葉瑠ちゃんはやってくれるって言うんだけど、もし鏡也君がムリだったら、ヒロユキがいいって言うから……