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失恋キューピッド
第8章 チャンスの神様は後ろハゲで底意地が悪い

「おおお落ち着けアユミ、冷静になれ」
「ミユキこそ落ち着きなよ。ほら、お水」
パンケーキと一緒にお盆に乗っていたミネラルウォーターのペットボトルを渡すと、ミユキはゴクゴクと喉を鳴らして飲み干した。
「ぷはぁ…あのな、アユミにも俺にも付き合ってる相手がいるんだぞ、それは分かってるな?」
「…ミユキはともかく、あたしは生まれてこのかた彼氏がいたことなんかないもん」
「いやいや待てよ、テニス部の川瀬センパイはどうしたんだよ?」
「ああ…アレは嘘だよ」
「はああああ !?」
「ミユキこそ落ち着きなよ。ほら、お水」
パンケーキと一緒にお盆に乗っていたミネラルウォーターのペットボトルを渡すと、ミユキはゴクゴクと喉を鳴らして飲み干した。
「ぷはぁ…あのな、アユミにも俺にも付き合ってる相手がいるんだぞ、それは分かってるな?」
「…ミユキはともかく、あたしは生まれてこのかた彼氏がいたことなんかないもん」
「いやいや待てよ、テニス部の川瀬センパイはどうしたんだよ?」
「ああ…アレは嘘だよ」
「はああああ !?」

