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LowとChaosの間…
第15章 皇女:雪香
外に出て、
紫苑の元へ向かった。
だが、紫苑は荷造りをしているようだった。
「姫様……ッ」
「これを食べて……言ってくれれば納屋をお貸ししたのに」
紫苑は、食事を受け取らず、
「さっき、通りすがりの方から聞きました。どうやら、隣町に海賊が現れ、地元警察で対応しているらしく、ここの管轄である警察も海賊対処で出払っているようです。及ばずながら私も今から加勢に出向きます」
「えぇ!?」
「私の仕事は天津の皇族だけでなく、暮らす人々を守ることです。ここも警備が手薄です、シスターに知らせ、子供達と非難を……隣町で海賊ですから、ここへはこないとは思いますが、用心してください」
「紫苑様っ」
雪香はちぎって小さくなったパンを紫苑の口に詰め込んだ。
「むぐ、」
「あ、ごめんなさい……食べないと力でないと思って……思わず……」
雪香の顔は一気に赤く蒸気する。

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