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LowとChaosの間…
第9章 艦対地ミサイル:ミョルニル
「敵は全て叩き潰す、敵が天津の地を踏む前に、天津に侵攻し国民に被害が及ぶ前に!!戦争ってのはそうヤるもんだろう!?」

紫苑の言うことは正しい。
阿久津も艦橋にいる兵士とも考えていることは同じである。

「し、しかし……ミョルニルは……」

「わかってるよ!!誰だって殺したくない、私だって殺したくない! わかっていてもできない!! それでもやらなきゃいけないのが帝国兵である我々の使命だろう!」

この破壊兵器の存在は大和連合には知る由もない。
そして、両者は睨みあいを続ける。


〈て、敵、海岸に大筒を展開……ジャスティス狙われます!!〉

甲板にいる観測兵から、迫る脅威の存在が告げられた。

大筒は構造物を破壊するための大砲である。
大和の戦では攻城戦や今回のような対艦戦に用いられ威力を発揮する。

「ジャスティスを撃たせるな!! 海岸の魔人どもにグングニル照準!!」

「准将……」

水兵達は熱くなる紫苑の命令に従ってよいものかと、阿久津の顔を窺う(ウカガウ)。
ジャスティスの艦長は阿久津准将だが、彼は戦闘艦のことはわからない。

紫苑は通信機に向け、

「砲弾長ッ!!ジャスティスを沈ませる気か!? 撃て!撃たなければやられるぞ!!」

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