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LowとChaosの間…
第21章 勇者vs魔王
「ちぃぃやられたか!?」
今度は勇樹が紅蓮に向かった。
殺到する、魔人を無双正宗で薙ぎ払う。

『英雄伝』では語られない。金剛勇樹と魔王紅蓮の死闘。
人間でありながら魔人の魂を持つ金剛勇樹。
人間と妖魔の血肉を持つ鞍馬紅生。
楽士がこの場にいたとしたら、勇者と魔王の戦いより熱い武勲詩を読み上げるだろう。
だが、このジャスティス甲板で戦う者に生存者はいない……。

「なんだテメェは!?」
紅蓮も勇樹に迦具土を叩きつけた。
無双正宗で迦具土を払いのける。が、炎は妖刀の瘴気を焼く。
(ぐ……神剣なのか?)
無双正宗は神剣を参考に作られた妖刀である。
本来は迦具土と対等に戦えない。
それでも、無双正宗の刃は古から戦士たちの血によって鍛え上げられた。ましては毘沙門将シレンに仕えた刀でもある。
今では神剣というに値する。迦具土、ジャスティスブレードと渡り合えるだろう。

「……これほど神を恨んだ事はない。この迦具土を受け止める男が二人もいるとはぁぁ!!」
再び、紅蓮が勇樹に迫る。
(あの身体でこの動き……この魔人、何者だ?)
両刃の炎は変幻自在に乱舞する。
(この炎を飛び道具にできるのか?)
大和連合軍に紅蓮のような男の話はあがっていない。
紅蓮の力は『大和連合最強の侍』を自負できる。
無双正宗をもってしても連撃に抗えない。
「やる―-ッ!」
紅蓮の横薙ぎの斬撃、それを止めると同時に、今度は上下左右に両刃の炎が踊る。
(くらえっ)
勇樹は一撃を素早く払う、同時に半回転し遠心力を利用したケリを紅蓮の腹に叩き込んだ。
甲冑で衝撃は緩和されるが、距離を取るには十分。
「うっテメェ……ッ」
一瞬、無防備になった紅蓮の顔面を狙って勇樹は投擲用の小型ナイフを投げ放つ。

その必殺の一撃は紅蓮に届くことはなかった。
「紅生ッ!」
紅蓮と勇樹の攻防に牙鳥と隼人が駆けつけたのだ。牙鳥の槍によってナイフは甲板を転がった。
「貴様、本当に人間か!?」
牙鳥が勇樹を睨みながらじりじりと間合いを詰める。そして背後に。
「これほどの邪気は感じたこともない……」
隼人は上空から弓を構えた。

勇樹は囲まれた。前に紅蓮、後ろに牙鳥、上空に隼人。




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