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LowとChaosの間…
第21章 勇者vs魔王
金剛勇樹がジャスティスに単独で侵入してきたのだ。

―-こんなところに新手が!?
「迎え討て!」
勇樹に向かって魔人兵が向かって行くが、
小銃の連射は一発の弾丸で確実に敵を落とす。
素早く、レバーを下げ薬室から薬莢を溢し落とし、腰のポーチから10発入り弾倉カードリッジを叩き込むと槓桿を引いて弾丸を装填、レバーを上げる。
鮮やかな一連の動作に小銃を知る紫苑は思わず目を奪われそうになった。

(陸軍からの支援か!?)
「何してる、奥の砲台を破壊してくれ!! 焼夷弾が装填されてる!」
紫苑は勇樹に叫んだ。

「…………」
勇樹は何も言わずに、メテオ発射管に走る。
―-!?
「うぉぉぉ!!」
身体の小さい魔人が勇樹にまとわりついた。
「くっ」
魔人は小銃を奪おうと銃を掴む、
―-ダンッ
暴発した弾丸が身体を突きぬけるが、魔人は銃を離さない。
勇樹から小銃を奪い取ると銃に覆いかぶさるように倒れこんだ。

「おがぁぁさ……ん」
魔人は子供だった。健気にも戦力にならない彼は勇樹の小銃だけでも奪おうと死を賭して向かってきたのだ。
(こんな子供が死を覚悟で戦っている?)
勇樹は小銃を離し、拳銃を取り出した。

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