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LowとChaosの間…
第21章 勇者vs魔王
―-はっ!?
「ぐぞぉぉぉぉ!!!!」
紅蓮は憤怒し、
「ゲイボルグで帝都を焼き払えぇぇぇ!」
他の魔人たちも我にかえり紅蓮の命令に戸惑いながらも慣れない作業を開始し始めた。
「敵騎馬隊出現したぞ!」
牙鳥が報告する。
ジャスティスに向かって警官隊が突撃を始めたのだ。
馬上の武装警官はイヴァリス製の鉄の盾を装備しているためその動きはスピードに欠けた。
新設された王族のための親衛隊。
「牙鳥、連弩(レンド)で迎撃しろ!」
紅蓮はバリスタを指差した。人や魔人が放つ弓矢であれば鉄の盾で弾くのは容易であるが、バリスタの弓は鉄の盾も自走砲を砕き、雨のように降り注ぐ。
「わかったぁ!」
次々にバリスタが騎馬隊を屠っていく。
「隼人、姑獲鳥で帝都を毒まみれにしてやれっ!! 紅蓮の仇だ!」
「承った!」
「おい、大筒は何やってる!?」
紅蓮がメテオ発射管まで走る。
「わかりませんが、何か発射するまでに時間がかかるようです」
担当していた魔人があせりながら紅蓮に言う。
出力のチャージが終れば発射されるが、紅蓮たちは知らないのだ。
「ちぃ、 おい、この女を……麒麟のところへ連れて行け!」
「はっ」
雪香は船室にいる麒麟の元へ連れて行かれた。
港では警官隊が矢で次々と倒れていく。
だが、倒れても倒れても警官たちは突撃してきたのだ。
「紅生! 艦上戦になるぞ」
牙鳥が伝えにくる。
「迎え撃て!! 紅蓮の侍の維持にかけて、全妖魔が樹海に行く時間を稼ぐんだ!」
「おぅ!」
その時、港で爆音が轟いた。
飛びだった姑獲鳥に自走砲が放たれたのだ。
「ちぃぃ!落とされる!!」
少女たちの悲鳴とともに姑獲鳥が落ちていった。
空中で毒も粉塵爆破するが、砲弾の火力と風邪で効果はなくなるだろう。

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