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LowとChaosの間…
第18章 ジャスティス強襲
「あたしの旦那は人間でね…………南北戦争では天津帝国軍として大和連合と戦ったわ」
「!!」
「帰ってきたんだけど……」
魅雀はさらに、ポーチから小さな包みを出して、麒麟に渡した。
「これは……旦那様の…?」
「ああ、旦那の髪の毛だよ。そんな姿になって帰って来た……大和の奴隷妖魔が帝国軍に頼まれ遥々秘境まで届けてくれたのさ」
麒麟は泣いて、嗚咽を洩らした。
「感動したよ。こんな髪の毛を…………天津の人にも、秘境という難所を辿ってあたしに届けてくれた妖魔にも……。
あんたの旦那は妖魔を解放して独立させることも誓ってくれた。
あたしが戦艦を攻撃して誰かの夫を殺せば、その妻はあたしを恨むだろう。誰かの息子をまき込めば、その母はあたしを恨む。あたしが殺されれば、あたしの子供たちがそいつを恨む……。この連鎖を止めるには、燻る妖魔を解放しなければならない。いつか大きな炎になる前に独立させねばならない」
うずくまる麒麟の背中を魅雀は大きな翼で擦ってやる。
「!!」
「帰ってきたんだけど……」
魅雀はさらに、ポーチから小さな包みを出して、麒麟に渡した。
「これは……旦那様の…?」
「ああ、旦那の髪の毛だよ。そんな姿になって帰って来た……大和の奴隷妖魔が帝国軍に頼まれ遥々秘境まで届けてくれたのさ」
麒麟は泣いて、嗚咽を洩らした。
「感動したよ。こんな髪の毛を…………天津の人にも、秘境という難所を辿ってあたしに届けてくれた妖魔にも……。
あんたの旦那は妖魔を解放して独立させることも誓ってくれた。
あたしが戦艦を攻撃して誰かの夫を殺せば、その妻はあたしを恨むだろう。誰かの息子をまき込めば、その母はあたしを恨む。あたしが殺されれば、あたしの子供たちがそいつを恨む……。この連鎖を止めるには、燻る妖魔を解放しなければならない。いつか大きな炎になる前に独立させねばならない」
うずくまる麒麟の背中を魅雀は大きな翼で擦ってやる。

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