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イケない秘め事
第10章 騒動

「じゃ、行くから。」
「お兄ちゃん?」
俺は、振り返らず部屋を出た。
「お兄ちゃんっ!!」
愛美が、大きな声で叫ぶ。泣きながら、叫ぶ。俺は戻って、愛美を抱き締めたくなった。だが、それは、もう出来ない。
玄関を出る時に、母さんが
「父さんが、居ない時に遊びにおいで。ご飯、作るから。それと、愛美には…」
愛美の部屋の方向を見上げた。
父さんは、客間に入ったまま、出てこない。
「うん。愛美の事、よろしく。じゃ。」
「気を付けてね。」
バタン…
俺は、外に出て、愛美の部屋を見上げた。カーテンが、動いた気がした。
「お兄ちゃん?」
俺は、振り返らず部屋を出た。
「お兄ちゃんっ!!」
愛美が、大きな声で叫ぶ。泣きながら、叫ぶ。俺は戻って、愛美を抱き締めたくなった。だが、それは、もう出来ない。
玄関を出る時に、母さんが
「父さんが、居ない時に遊びにおいで。ご飯、作るから。それと、愛美には…」
愛美の部屋の方向を見上げた。
父さんは、客間に入ったまま、出てこない。
「うん。愛美の事、よろしく。じゃ。」
「気を付けてね。」
バタン…
俺は、外に出て、愛美の部屋を見上げた。カーテンが、動いた気がした。

