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イケない秘め事
第36章 退院、そして・・・

三ヶ月たち。悠太が、かなり笑う。特に、足の力は、強い。
半年たち。寝返りもパーフェクト。食欲も旺盛で、離乳食も凄く食べる。
九ヶ月たち。ハイハイがお気に入りで、気付くといない!オムツを変えてると、寝返って逃げる。
一年たち。悠太の誕生日は、盛大にやった。お餅を背負って、少し歩いて、サッカーボールを持つ。結構歩く、少し走る時もあり、周囲を驚かす。まだ、片言しか喋れない。
誕生日の翌日。
「悠太、なかなかパパって、言わないな。どうしてだぁ、悠太。」
「ヒャーッ…」
「ママとか、マンマとか言うのにね。パパが、呼んだりすると、反応してくるのに。」
「早く、言ってほしいなぁ、やっぱ。」
「マー…」
「マーじゃなく、パパ。」
「マー…」
ガクッ
「さぁて、仕事行ってくるか。じゃ、愛美、悠太、行ってくるぞ。」
「行ってらっしゃい。」
「パーパ」
!!
「言った?」
「聞いた?」
「悠太。この人、だあれ?」
「パーパ、パーパ。」
「言った。言った。言ったぞー!!」
悠太は、遊んで貰ってると思ってる。楽しそう。しかも、パパ…
「また、泣いてるしぃ。」
(完)
半年たち。寝返りもパーフェクト。食欲も旺盛で、離乳食も凄く食べる。
九ヶ月たち。ハイハイがお気に入りで、気付くといない!オムツを変えてると、寝返って逃げる。
一年たち。悠太の誕生日は、盛大にやった。お餅を背負って、少し歩いて、サッカーボールを持つ。結構歩く、少し走る時もあり、周囲を驚かす。まだ、片言しか喋れない。
誕生日の翌日。
「悠太、なかなかパパって、言わないな。どうしてだぁ、悠太。」
「ヒャーッ…」
「ママとか、マンマとか言うのにね。パパが、呼んだりすると、反応してくるのに。」
「早く、言ってほしいなぁ、やっぱ。」
「マー…」
「マーじゃなく、パパ。」
「マー…」
ガクッ
「さぁて、仕事行ってくるか。じゃ、愛美、悠太、行ってくるぞ。」
「行ってらっしゃい。」
「パーパ」
!!
「言った?」
「聞いた?」
「悠太。この人、だあれ?」
「パーパ、パーパ。」
「言った。言った。言ったぞー!!」
悠太は、遊んで貰ってると思ってる。楽しそう。しかも、パパ…
「また、泣いてるしぃ。」
(完)

