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第10章 番外編

『え〜変わらないねぇ！相変わらず園山さん可愛いんだもん！今どこの高校なの？』

『何何〜？お前ら同じ高校なの？』


しばらく立ち話に花が咲き、気づけばホームの人影も随分減っていた。この辺で切り上げよう…そう思った、丁度その時───


『つーか三島！お前園山さんと付き合ってんのかよ！？この〜羨ましいやつ！！』

『えっ…！？』


突如飛び出した、同級生のとんでもない言葉。これを引き金に、事態は思わぬ方向へと急変した。