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やさしいキスをして?
第10章 番外編


僕が体育館に近づいた頃、園山さんは立ち上がった。両手を胸の前で固く握りしめ、一心不乱に何かに見入る姿は…とても美しかった。


『あのっ…!』


声をかけるにはまだ距離があるのに、無意識に出た僕の声。でも丁度あがった歓声とホイッスルに、それはかき消されてしまった。


(ああ、サッカー部を観ていたのか…)


応援していたチームが勝ったのか、園山さんは嬉しそうにグラウンドを見つめている。
その横顔はやはりとても美しくて、可憐だった。


(………//)


異性に見惚れたことなど、初めてで。
だけど、クラスの男子達が騒ぐ理由は、よく分かった気がした。脈拍が妙にあがったことを意識して立ち止まっていると…ふと、一つの影が視界を横切った。




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