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やさしいキスをして?
第10章 番外編

『園山さんはよく来ますか?こういう…』
『騒がしいところ?』
『あ//いや…』
『ふふ…人は多いし音は大きいし、ガヤガヤしてて落ち着かないよね?ホントは私も、あまり得意じゃないんだけど…』
カルピスを飲みながら、三島くんの向かいに座る。
『でも、あさひ達と居るとよく来るわ。ホラあの二人…騒がしいことが好きだから。』
小学生の頃から…二人の遊んでる姿を眺めるのが好きだった。放課後の校庭で『一緒に』との誘いにはのらないで、私はいつも側で見ているだけだった。
『小さい頃からナマ傷の絶えない二人でね…遊びでケガをしたら手当してあげたり。毎日遅くまで遊ぶもんだから、小腹を満たすためにお菓子を作って持って行ったり。運動オンチの私はそんなことしかできないけど…楽しそうな二人といるのが昔から大好きなの//』

