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やさしいキスをして?
第10章 番外編

『な…なんだよ?マドちゃんと番号交換できなかったんだろ?だったら、おれから聞いたって言えばいいじゃんか!この際、入手ルートなんてどうでもいいだろ。ミッシーとマドちゃんが、仲良くなることが目的なんだからさ?』
不穏な空気を察し、フォローを入れるも…
『……最悪。最悪だ、岩本。
君のせいで僕は…僕は…身投げする!』
ガタンっっ!!!
『へ?はは、身投げって何だ…よ?お、おいミッシー?ちょっと待…え、うそだろ?待てって…〜〜〜〜だぁくそ、何じゃそらぁ…!コラ待て!待てよミッシー!』
突如席を立ったミッシーが店を出て行く。おれは慌てて会計を済ませて、ミッシーを追った。…何気に、奢らされたぁっ!

