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第10章 番外編

『とりあえずコレ、お前のケータイからマドちゃんに送ったからな♪』

『……はっ？！』


おれが送信したLiNE画面を見せつけると…


『〜〜〜何てことしてるんだっっ！！！』


スマホをぶん取り返したミッシーが、まるで鬼の形相して怒鳴ってきた！


『うおっビビった…！ミッシーでもそんな、取り乱すことがあるんだな…？』

『…………っ』


おれの言葉には応えず、ミッシーは座ったまま俯いた。両手で握りしめたスマホを見つめ…次第に震えだした。