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やさしいキスをして?
第10章 番外編

『いたわよ。割とそばに。』
『えぇえぇぇえぇ?!////』
『さすがにゆうひくんの足にはついて行けなくて…近くまで行くのには時間がかかったけど。』
『ち、近くまで?!え!え…あの…ちなみにどの辺まで見てた、の…//??』
真っ赤な顔のあさひ。まぁ…二人の邪魔にならないよう、木陰に隠れてたのは事実なんだけど。
『……安心してよ、あさひ。私、誓って覗きの趣味はありませんから!』
あれは成り行きを見守ってただけよ?決して覗き見なんかじゃないわ。
『あ…あは…//そうよね//』
『あさひ泣いてたし、しばらくは心配で見てたけど…もう大丈夫そうだなって思った所で、ちゃんと退散したからね。』
『あ、あ…そう…//泣いてるとこまでは見られてたんだ…///』
実は…二人が公園から帰っていくまでは近くにいたんだけど。私、空気は読める方だから。これ以上は黙っておくわね、あさひ♡

