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やさしいキスをして?
第10章 番外編


『じゃあ…送ってくれて、ありがとう。』

『ううん、気にしないで。』

『また明日な!』


カシャン


門扉を開けて中に入る。振り向いて扉を閉めると、帰って行く二人が手を振っていた。


『『バイバーイ』』


数回だけ小さく振った私の手に、今度は声が返ってくる。誰かと手を振り合ったなんて、いつぶりだっけ。帰り道を誰かと喋りながらゆっくり歩いたことも…


『……バイバイ』


呟いた私の声は、届かなかったと思うけど。こんな気持ちになったのは久しぶりで。胸がじんと温かくなった。


ヴァンヴァン!…
『『わあぁあぁぁ…!』』


少しすると、また二人の声が聞こえてきたから…私はまた吹き出してしまって。ついでにその後、くしゃみをしてから慌てて家の中に入った。



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