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NEXT 【完結】
第8章 千夏と貴之

初めて千夏とした時も、数分でハテてしまう。
いつものように、お酒のせいにー。
千夏は、何故かそんな貴之に気づいた。
「ねぇ。そーゆーの、なんてゆーか知ってる?早漏ってゆうんだよ」
「!!!」
プライドがズタズタである。ナニと同じように、それまでSっぽく振舞っていた自分が一気にしぼむ。
「私が治してあげよっか?」
「...無理だよ」
「一気には無理だけど、徐々に慣らしてあげる。私と長いスパンでー、そうね半年ほど付き合ってみない?」
「経験あるの?」
「ない!でも、試してみない?私も、あなたも」
そのまま、すっかり柔らかくなって項垂れていた貴之自身を、千夏は手でシゴきだした。
はじめは、ゆっくり。段々と早くキツくしてゆく。
「くっ...」
貴之の声が聞こえ漏れると、千夏は根元を強く抑えた。
「ほら、もうこんなになって。早くイっちゃうだけで、2回目3回目のスタミナありそうだし。」
強く4回ほど扱いては、止め。また4回ほどして止める。
貴之は上り詰めそうになると強く息を止めて、堪えている。
「そうそう。我慢して」
「...はぁ。しんどいっ。」
「私を彼女にして?そしたら気持ちよくイカしてあげる」
ここまで来たらもう何もない。ダメ元でやってみるかー。
貴之は必死に堪えながら、深く頷いた。
後で聞いたら、千夏もダメ元。というか、無理だろうと思っていたらしい。
当時の千夏は、表面はSだけど、ベッドの中でMになる男がいないかと探していたらしい。
その項目に見事に当てはまった貴之と、どーしても付き合いたかった。
2人はそれから、色んなグッズを試したり、色んな体位に取り組んでみた。
今までの彼女たちにない真剣さを見せ、一向に諦めない千夏に、貴之は惚れていった。
「違うわよ。あの始めた会ったあの時から、貴之はあたしに惚れてたの」
千夏はそう言い切る。
そうかもしれない。
千夏に言われて肉体改造なども行い、千夏の言うことはなんでも聞いた。
貴之は少しずつ改善していった。
半年試すと言ってはじめたが、三ヶ月ほどで貴之は、結婚を意識した。
こんな自分をここまで愛してくれる人はいない。
気付いたその時にはもう口からプロポーズの言葉が出ていた。
いつものように、お酒のせいにー。
千夏は、何故かそんな貴之に気づいた。
「ねぇ。そーゆーの、なんてゆーか知ってる?早漏ってゆうんだよ」
「!!!」
プライドがズタズタである。ナニと同じように、それまでSっぽく振舞っていた自分が一気にしぼむ。
「私が治してあげよっか?」
「...無理だよ」
「一気には無理だけど、徐々に慣らしてあげる。私と長いスパンでー、そうね半年ほど付き合ってみない?」
「経験あるの?」
「ない!でも、試してみない?私も、あなたも」
そのまま、すっかり柔らかくなって項垂れていた貴之自身を、千夏は手でシゴきだした。
はじめは、ゆっくり。段々と早くキツくしてゆく。
「くっ...」
貴之の声が聞こえ漏れると、千夏は根元を強く抑えた。
「ほら、もうこんなになって。早くイっちゃうだけで、2回目3回目のスタミナありそうだし。」
強く4回ほど扱いては、止め。また4回ほどして止める。
貴之は上り詰めそうになると強く息を止めて、堪えている。
「そうそう。我慢して」
「...はぁ。しんどいっ。」
「私を彼女にして?そしたら気持ちよくイカしてあげる」
ここまで来たらもう何もない。ダメ元でやってみるかー。
貴之は必死に堪えながら、深く頷いた。
後で聞いたら、千夏もダメ元。というか、無理だろうと思っていたらしい。
当時の千夏は、表面はSだけど、ベッドの中でMになる男がいないかと探していたらしい。
その項目に見事に当てはまった貴之と、どーしても付き合いたかった。
2人はそれから、色んなグッズを試したり、色んな体位に取り組んでみた。
今までの彼女たちにない真剣さを見せ、一向に諦めない千夏に、貴之は惚れていった。
「違うわよ。あの始めた会ったあの時から、貴之はあたしに惚れてたの」
千夏はそう言い切る。
そうかもしれない。
千夏に言われて肉体改造なども行い、千夏の言うことはなんでも聞いた。
貴之は少しずつ改善していった。
半年試すと言ってはじめたが、三ヶ月ほどで貴之は、結婚を意識した。
こんな自分をここまで愛してくれる人はいない。
気付いたその時にはもう口からプロポーズの言葉が出ていた。

