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第4章 ～　ご主人様を想う　～

わたしは、メールを送った後、
以前から、ずっと考えていたことを
実行することにした。


　『ご主人さまが、
　千帆にいろいろと教えてくださった時に


　「自筆で送ったほうがよろしいでしょうか。」


　と、聞きたかったのです。


　でも、聞いてしまったら、
　千帆の性格上、必ずやり遂げたくなります。


　なので、千帆は、
　機会があれば送ろうと思いました。


　ご主人さまは、
　信用できる方なので、その後確認なさったら、
　それなりに処分(言葉が悪くて申し訳ありません。）してくださる
　と思いまして……。


　千帆は、筆圧が弱いので、
　ヒョロヒョロ文字で見えにくいですが、


　その……気持ちのものだと思って受け取ってください。』


件名は、「奴隷契約書です。」と。


以前、奴隷契約書は、
メールで
ご主人さまに送ってある。


ご主人さまからのメールで
「２ヶ所の印」
について教えていただいてから、
ずっと、ずっと、気になっていた。


自筆で書いて、送るほうがいいのではないか…と。


写真と送るわけでもない。
だけど、恥ずかしい部分……、
おまんこで印を押したものを送るわけだし
抵抗がなかったといえば、嘘になる。


でも、離れている奴隷千帆ができることは
限られていた。


だから、私は、誓いの言葉を自筆し、
唇と……おまんこの印を押したものを
ＰＤＦにし、添付した。


しばらくすると、ご主人さまから
返信があった。


件名には、「誓約書　受け取った」とあった。


　『千帆、


　千帆の気持ちと共に、
　誓約書を受け取った。


　やはり、
　手書きと拓印の文書は、
　実感が沸く。


　千帆のおまんこ拓を
　じっくり拝見した。


　いやらしいね。


　誓約書だけを消去しようとしたが、
　念のため、メールごと
　完全に消去した。



　オナニーも、楽しんだようだね。


　私も実際に調教できたらいいとの思いは、
　千帆と一緒だ。


　主』


ご主人さまに満足していただけたこと、
完全に消去してくださったこと、
そして、
実際に調教できればとの思いは
ご主人さまもお持ちでいらっしゃること。


メールに書かれている内容すべてが
嬉しくてしかたがなかった。