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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
慎二さんのメールを読み終わって


更新ボタンをクリックした。


他の人からメールがきていないかと思って……。


メールが来ていた。


『条件に合うかどうかわかりませんが、


 お話ししたく、メールしました。


 よろしくお願いします。』


なんとなく……好感が持てた。


シンプルだけど、失礼じゃないところが。


わたしは、器用なほうじゃない。


慎二さんとメールしながら、


他のS様ともメールするのは……、


性分じゃなかった。


ただ、右も左もわからないわたしが、


こんなにあっさりと


最初にメールをくださった方だから……と、


慎二さんに決めてよいのか……不安でもあった。


わたしは、慎二さんにメールした。


慎二さんのメールに、会社のPCで……と書いてあったので


念のため、件名を「お世話になります。」とした。


『会社のPCということですので、
 件名をビジネス仕様にしましたが、
 慎二さまにとっては、どのようなカタチがよろしいでしょうか。
 おっしゃっていただけましたら、変更いたしますので。


 掲示板ですが、他の方からもメールをいただきました。
 性格上、放置はできず(自分がされてイヤなことはしたくないので。)
 お返事を書くつもりですが、礼二さまに申し訳ない気持ちもあります。


 ですので、お伝えいたしました。』


伝えるほうが失礼なのだろうか……。


でも、自分が逆の立場であれば、隠されるのはイヤだと思った。


だから、


自分が思ったように……してみようと思った。


慎二さんが、それでわたしのことを「失礼極まりない」


と、判断すれば、そこまでの話だ。


他の人からのメールは、あと1人、届いた。


上から目線……は、論外としても、


あとの二人にどのようなメールを返したらよいのか


考えあぐねていた。


慎二さんとのメールも、今日はここまでだった。


メールに書かれてあった19時が


もうすぐだったから……。



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