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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
書いたメールを送信した。


こんなにメールのやりとりを


することなんてないのに。


病院から戻って、時間がたくさんあったのと……。


慎二さんから、どんなメールがくるのか、


気になってしょうがなかったから。


洗濯ものを取り入れたり、お米をといだり……


家事をしながら、時々、メールチェックした。


慎二さんからのメールが届いた。


どんなことが書いてあるのか……、


胸が高鳴る。


……クリスマスプレゼントや誕生日のプレゼントの


包装紙を開けていく……あのドキドキ感。


それに、似ていた。


『ななさん、とても微笑ましいメールの内容ですね。


 私も、スカトロ…はNGかな。
 鞭はしましたね。
 言葉責めは、好きですよ。


 私は、M女を冷静に冷酷に観察し、詳細に指摘しますから。


 躾とは、そうですね、SM間でつくるルールというか
 言葉遣いや調教時の立ちい振る舞い…等々。


 私からすれば、ななさんの
 あれもダメ、これも無理は、
 当然な反応だと思いますよ。


 まだななさんは、本格的な調教を受けていないですからね。


 SMにおける調教とは、調教を通して、
 MがS色に染まりできなかったことができ、
 それをMとして、自分の成長と喜べることだと思います。


 私は、段階的にMを躾けていタイプですよ。
 たとえば、すぐに主従は結ばず、見習いから始めてもらいます。
 調教が進んでいく過程で、名前を授け、赤い首輪を与え…というように
 段階を踏んでいきます。


 私は、SMプレイによる身体への直接的な刺激より、
 より深い精神的な刺激の方に関心があるんですよ。


 ななさんのメールの返信は、時間のある時でいいですよ。


 私は気にしません。


 チャットのようにはできないと思いますから。


 メールに関しては、仕事のPCを使用しています。
 ですので、10時~19時までしかメールはできません。


 慎二』


一気に読んで、そして何度も何度も読み返した。


~SMプレイによる身体への直接的な刺激より、
 より深い精神的な刺激の方に関心があるんですよ。~


この一文が……気になった。


精神的な刺激……、それはどういったものなのだろう。


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